【雑穀の種類】ソバの魅力を余すところなく紹介!【幸せいっぱい】

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前回は、イネ科に分類されるムギという雑穀の魅力を紹介させていただきましたが、今回の記事では、雑穀の種類の中でも特に「和食」と相性ぴったりのソバの魅力について詳しく解説していきます。健康効果も折り紙つきなので、興味のある方は是非ご覧になってください。

 

 

健康効果は折り紙つき

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疑似穀物に分類される雑穀の種類は、主に「ソバ・キヌア・アマランサス」の3つがありますが、日本の伝統的な麺料理にも使われるソバは、とても馴染みの深い雑穀です。また、近年では健康意識が高い人々の間でも、かなり人気のある食材のひとつです。

 

今回の記事では、ソバの特徴や美味しい食べ方についても紹介していくので、料理初心者の方も、是非参考にしてみてください。

 

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ソバってなに?

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ソバの特徴をまとめると、このような感じになります。

 

◎寒さや乾燥に強い

◎海外セレブの間でも大人気

◎ソバには2種類ある

 

世界中いたるところで栽培されているソバは、粉状にして麺料理やパン作りに使うのが王道ですが、お酒の原料や食用以外にも利用することができるので、意外と使い道が豊富な雑穀です。

 

寒さや乾燥に強い雑穀

 

ソバという雑穀は「寒さや乾燥」に強い反面、「湿気」に弱いという特徴があります。ちなみに、生産量トップは中国で、日本では特に北海道で多く栽培されています。

 

海外セレブの間でも大人気

 

雑穀の種類の中でも栄養価が高い方なので、ダイエット食材として海外セレブの間でも人気を集めていますが、個人的には「ヒエ」の方が、ダイエットに向いていると思います。その理由については、のちほど解説していきます。

 

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「粒そば」と「そば粉」の違い

 

ソバには「粒そば」と「そば粉」の2種類があります。また、その違いを簡単にまとめると、このような感じになります。

 

粒そば=実を蒸して殻をとったもの

そば粉=殻をとった実を挽いたもの

 

ちなみに、料理のバリエーションや栄養価も結構変わってくるので、そのあたりの内容は順を追って説明していきます。

 

ソバの栄養と効能について

【訂正】食物繊維:mg→g 鉄,亜鉛:g→mg

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ソバ100gあたりの栄養価を簡単にまとめてみました。粒そばには「食物繊維・ビタミンB1・カルシウム」などが多く含まれているので、美肌効果があります。また、そば粉は特に「カリウム」が豊富なので、高血圧の方にもおすすめの雑穀です。

 

ソバの栄養と効能

 

ソバに含まれている「ルチン」という成分には、血管の老化を防ぐ働きがあります。なので、動脈硬化狭心症などの予防にも効果絶大です。ちなみに、雑穀の種類の中でルチンを含んでいるものは、ソバだけと言われています。

 

ソバの美味しい食べ方

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ここからは、ソバの美味しい食べ方について解説していきます。

 

①ソバを炊く時のコツ

②そば粉はパンや麺作りが定番

③粒そばはお肉料理にも最適

 

記事の冒頭で「和食と相性ぴったり」と述べましたが、じつはさまざまな雑穀料理に使うことができます。また、食べ方を工夫すれば、栄養や幸せが体の隅々まで行き渡るので、よかったら料理作りの参考にしてください。

 

ソバを炊く時のポイント

 

これは、粒そばを調理する時のちょっとした豆知識になります。粒そばを炊く時は、「ほんのりとこげたような香り」がしてくるまで、火を通すのが一番のポイントです。また、その後に水と少量の塩を入れて煮ると、美味しく炊き上げることができます。

 

そば粉はパンや麺作りで使うのが定番

 

そば粉は、パンや麺作りで使うのがおすすめです。あと、クレープの生地作りでも使うことができるので、スイーツとも相性バッチリです。

 

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粒そばはお肉料理にぴったりの食材

 

粒そばの食感や旨味は、お肉の代わりとしても大活躍するので、僕の場合は野菜と一緒に炒めたり、点心の具材として使うこともあります。また、雑炊に仕上げても美味しいので、色々な雑穀料理が簡単に作れます。

 

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ソバを使う時の注意点

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ここまで、ソバの魅力や美味しい食べ方などについて紹介してきましたが、最後にソバを使う時の注意点を簡単に解説して、今回の記事を終わりにしようと思います。

 

アレルギー症状を起こしやすい

 

ソバは、ムギの次に食物アレルギーを起こしやすい雑穀と言われています。また、アナフィラキシーショックを引き起こす食材としても知られているので、特に子供がいる家庭では、十分に注意して扱うようにしましょう。

 

実はカロリーが高い

 

ソバはダイエット食材としても注目されていますが、実際は白米とほぼ同じカロリー数です。あと、意外に脂質や炭水化物の含有量も多いので、正直言って、ダイエッターにはおすすめしません。ヒエやキビなどの方が、ダイエットに向いていると思います。

 

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ルチンは水に溶けにくい

 

さきほど、ソバにはルチンが多く含まれているとお伝えしました。この成分は「水に溶けやすい」と言われていますが、これは添加物として使われるケースが多い「人工ルチン」に限った話で、本来は水に溶けにくい栄養成分です。なので、残念ながら「そば湯」や「汁物」にしても健康効果アップは見込めません。

 

丸ごと食べるのがおすすめです

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今回は、ソバの魅力を余すところなく解説してきました。かなり栄養価が高いので、個人的には丸ごと食べることができる「粒そば」がおすすめです。この記事を通じて、雑穀の素晴らしさが少しでも伝われば幸いです。

 

次の記事では、キヌアの魅力などについて紹介しようと思っています。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。