【雑穀料理】白高キビを使ったボロネーゼの作り方【レシピ】

f:id:tempota:20190711203806j:plain

白高キビという雑穀は、「第4の穀物」としてアメリカでも注目を集めている食材のひとつです。通常の高キビよりもクセが少ないので、どんな料理に合わせても美味しく食べることができます。そこで今回は、白高キビを使ったボロネーゼの作り方を紹介していきます。簡単レシピなので、雑穀料理初心者の方も是非参考にしてください。

 

 

白高キビの雑穀料理に初挑戦!

f:id:tempota:20190711203817j:plain

 

食物繊維・鉄分・マグネシウムなどの栄養成分を多く含んでいる白高キビは、糖尿病予防や血糖値の改善に加えて、ダイエット効果も期待できる万能雑穀のひとつです。また、食物アレルギーの原因となるグルテンが含まれていないので、小麦アレルギーを持つ方も安心して食べることができます。

 

今回の記事では、白高キビを使ったボロネーゼの料理レシピを紹介していきます。ちなみに、前回はアマランサスという雑穀を使ってタラモサラタを作ってみたので、よかったらそちらの方も是非ご覧になってください。

 

www.tempotablog.work

 

具材と分量

f:id:tempota:20190711203544j:plain

 

白高キビを使ったボロネーゼの具材や分量をまとめると、このような感じになります。

 

具材と分量(1人前)

◎白高キビ 30g

◎トマトジュース 190g

◎玉ねぎ 1/4個

◎ナス 1/3個

◎オリーブ油 おおさじ3

◎塩・こしょう 小さじ1

ナツメグ 少々

オレガノ 少々

◎パスタ 100g

 

トマトジュースは、食塩無添加のものを使いました。また、調味料の分量はあくまでも目安なので、自分の好みに合わせて変えていってもOKです。

 

レシピ①白高キビを炊く

f:id:tempota:20190711203554j:plain

 

一晩水につけておいた白高キビ30gと水150ccをお鍋の中に入れて、沸騰するまで中火で茹でます。沸騰する前に、塩ひとつまみを入れると旨みが増すのでおすすめです。

 

f:id:tempota:20190711203605j:plain

 

沸騰してきたら弱火にして、水分がなくなるまでゆっくりと煮立てます。鍋底が焦げ付かないように、よくかき混ぜるのがポイントです。

 

f:id:tempota:20190711203616j:plain

 

水分がなくなったら火を止めて、蓋をしながら10分ほど蒸らします。

 

 

レシピ②ボロネーゼソースを作る

f:id:tempota:20190711203629j:plain

 

白高キビを蒸らしている間に、ボロネーゼソースを作ります。まずは、オリーブ油を引いたフライパンの中に玉ねぎとナスを入れて、中火で軽く炒めます。食べやすいように、今回はみじん切りにしました。

 

f:id:tempota:20190711203646j:plain

 

野菜がしんなりとしてきたら、トマトジュースを入れます。

 

f:id:tempota:20190711203657j:plain

 

中火のまま、沸々としてくるまで温めます。

 

f:id:tempota:20190711203707j:plain

 

蒸らしておいた白高キビを加えて、よく混ぜ合わせます。少し味見をしましたが、調味料なしでもかなり美味しかったです。白高キビはスープ料理とも相性抜群だと思います。

 

レシピ③パスタと絡めたら完成!

f:id:tempota:20190711203722j:plain

 

塩・こしょう・ナツメグオレガノを入れて、味をととのえていきます。

 

f:id:tempota:20190711203736j:plain

 

ちょうど良い味加減になったら、茹でておいたパスタを入れてボロネーゼソースと絡めます。

 

f:id:tempota:20190711203753j:plain

 

パスタが水分を吸うので、ソースたっぷりに仕上げたい場合はトマトジュースの量を少し多めにした方が良いと思います。

 

f:id:tempota:20190711203832j:plain

 

お皿に盛り付けてバジルと粉チーズをふりかけたら、白高キビを使ったボロネーゼの完成です。白高キビのほっこりとした食感とボロネーゼソースの味わいがたまらない一品となりました。

 

白高キビを使った感想

f:id:tempota:20190711203847j:plain

キビ特有の苦味が全くないので、高キビよりも使い勝手の良い雑穀だと思います。ひき肉の代わりとして使うのもアリですが、個人的には煮込み料理やスイーツ作りの時に使ってみたい食材です。雑穀料理の可能性が、少し広がったように感じます。

 

www.tempotablog.work