【雑穀料理】板麩を使った春巻きの作り方【レシピ】
今回はチンジャオロースを作った時に余った板麩を使って、とろパリの春巻きを作ってみました。板麩は胃への負担が少なく栄養バランスも優れている食材です。調理次第でお肉にも早変わりするので、雑穀料理に興味のある方やダイエット中の方は是非参考にしてください。
五感で楽しむ雑穀春巻きです
板麩自体にはあまり味がないですが、保水力が高い食材なので他の食材と組み合わせることでとても美味しく仕上げることができます。例えば野菜と一緒に炒めると、その栄養を板麩が吸い込んでくれるので、食材のエキスを無駄にしません。
今回は、使い勝手抜群な板麩を使った春巻きの料理レシピを紹介していきます。前回の記事で紹介させていただいたチンジャオロースを作った時に余った板麩を使っているので、よかったらそちらの方も是非ご覧になってください。
具材と分量
板麩を使った春巻きの具材や分量をまとめると、このような感じになります。
具材と分量(5本分)
◎板麩 50g
◎春巻きの皮 5枚
◎春雨 20g
◎にんじん 1/4本
◎たけのこ(水煮) 40g
◎おろし生姜 少々
◎オイスターソース 大さじ1
◎みりん 大さじ1
◎塩 少々
◎葛粉 適量
◎ごま油 適量
板麩の分量は、水で戻した後のものとなります。また、分量はあくまでも目安なので、自分の好みに合わせて変えていってもOKです。
レシピ①具材の下ごしらえ
まずは、細切りにしたにんじんとたけのこをごま油で軽く炒めます。にんじんが少ししんなりとするまで、中火で炒めるようにしましょう。
にんじんがしんなりとしてきたら熱湯で戻した春雨と水で戻した板麩を入れて、中火でさらに炒めます。板麩は水の中に少し入れておくだけですぐに戻りますが、水分を絞ってから使うのがポイントです。
オイスターソース・塩・おろし生姜・みりんを加えて、具材の味をととのえていきます。少し濃いめの味付けにすると、ご飯によく合うのでおすすめです。
最後に、水溶き葛粉を混ぜ合わせてとろみをつけます。片栗粉でもOKです。
レシピ②春巻きの形を整える
炒めた具材を冷ましたら、皮で包んで春巻きの形にします。ちなみに、水で溶いた小麦粉を使ってのり付けしておくと、揚げている時に皮がはがれて具材が出てくることもないです。
レシピ③パリッと美味しく揚げる
徐々にごま油の温度を上げながら、きつね色になるまで春巻きを揚げます。パリッと揚がった春巻きをお皿に盛り付ければ、板麩を使った春巻きの完成です。
板麩を使う時の注意点
板麩は吸湿性が高いので、開封後はしっかりと密封して保存しておきましょう。また、雑穀料理でも大活躍する板麩は小麦粉から作られているので、小麦アレルギーを持つ方はひき肉の代用品としても使うことができる「高キビ」をおすすめします。
次回は、キヌアを使ったドレッシングの料理レシピを紹介しようと思っています。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。