【雑穀料理】もちキビを使ったアイスクリームの作り方【レシピ】
前回は、もちアワという雑穀を使ったグリーンカレーの料理レシピを紹介させていただきましたが、今回の記事では卵のような深い味わいが魅力の「もちキビ」を使ったアイスクリームの作り方を紹介していきます。雑穀料理に興味のある方は、是非参考にしてください。
甘さ控えめのヘルシーなデザートです
もちキビという雑穀には独特の苦味がありますが、スイーツ作りで使うと全く気にならなくなるので、お子様にもおすすめの雑穀料理です。また、今回は砂糖を使っていないので、ダイエットをしている方も是非参考にしてみてください。
ちなみに、前回の記事では「もちアワを使ったグリーンカレーの作り方」を紹介させていただいたので、よかったらそちらの方もご覧になってください。
具材と分量
もちキビを使ったアイスクリームの具材や分量をまとめると、このような感じになります。
具材と分量(1人前)
◎もちキビ 大さじ3(約50g)
◎大きめのバナナ 1本
◎ココナッツミルク 150cc
◎手作りカラメルソース 適量
1人前にしてはやや多めの分量となっているので、自分の好みに合わせて変えていってもOKです。
レシピ①具材の下準備
まずは、具材の下準備をします。
工程①もちキビを炊く
工程②バナナを一口大に切る
工程③切ったバナナを温める
もちもち食感で卵のような味わいが魅力の「もちキビ」は、スイーツ作りとも相性抜群の雑穀です。また、今回は砂糖を使わずにバナナの自然な甘みを活かして作ったので、とてもヘルシーな仕上がりになっています。
◆ もちキビを炊いておく
もちキビを炊く時は、水で洗ってからお鍋で「水分がほとんどなくなる」まで煮立てるようにしましょう。また、炊き終わってから10分ほど蒸らしておくと、美味しさがアップします。
◆ バナナを適当な大きさに切る
バナナを一口大に切ります。ちなみに、バナナの熟れ具合はお好みでOKです。
◆ 切ったバナナを温める
適当な大きさに切ったバナナを、レンジで約2分温めます。バナナを温めると糖度が20%ほど上がるので、砂糖なしでも美味しいアイスクリームを作ることができます。あと、少し汁気が出るまでレンジで加熱するのが、ちょうど良いです。
レシピ②なめらかになるまで混ぜる
温めたバナナとココナッツミルクをミキサーに入れて、なめらかになるまで混ぜます。ただ、もちキビは他の具材を混ぜたあとに入れるようにしてください。一緒にミキサーで混ぜると、もちキビの食感がなくなってしまいます。
レシピ③冷凍庫に入れて固める
冷凍庫で3~4時間ほど冷やして固めたら、雑穀を使ったアイスクリームの完成です。このままでも十分に甘さを感じますが、もう少し甘みが欲しい場合は、カラメルソースなどを添えても美味しいです。ちなみに、今回は黒糖を使ってカラメルを作ってみました。
雑穀料理のちょっとした豆知識
今回は、ココナッツミルクを使いましたが、豆乳やヨーグルトを使うのもアリです。また、バナナに含まれている「ペクチン」という成分は、温めると固まる性質があるので、ミキサーで混ぜてから冷蔵庫に入れて冷やすと「プリン」を作ることができます。ただ、その時は大きめのバナナを2本使った方が、固まりやすいと思います。
次回は、雑穀を使った和食料理や中華料理のレシピを紹介しようと思っています。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。