【雑穀料理】高キビを使ったハンバーグの作り方【レシピ】

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僕が愛してやまない雑穀料理は、レシピの種類も非常に豊富なので、今まで一度も飽きたことがありません。その魅力を伝えるために、今回は「高キビ」を使ったハンバーグの作り方を紹介していきます。雑穀料理の素晴らしさや、作り方・レシピのコツを知ってもらえると嬉しいです。

 

 

子供にも大人気の雑穀料理です

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「料理」というカテゴリーではこれまでに、「ダイエット」や「雑穀の魅力」について記事を書いてきましたが、今日から「雑穀を使った料理のレシピ」も紹介していこうと思っています。

 

今回の記事では、「高キビを使ったハンバーグの作り方」について、解説していきます。ハンバーグは子供にも大人気の料理なので、是非参考にしてください。ちなみに、下記のリンクではキビの魅力について紹介しているので、こちらの記事も合わせて読んでいただけると嬉しいです。

 

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具材と分量

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高キビを使ったハンバーグの具材や分量をまとめると、このような感じになります。

 

具材と分量(1人前)

◎高キビ 90g

◎玉ねぎ 40g

◎にんじん 75g

◎キャベツ 適量

◎小麦粉 75cc

◎パン粉 1/4カップ

◎塩 小さじ1

◎ごま油 少々

◎自家製ソース 適量

 

今回、キャベツはハンバーグの具材ではなく「料理の盛り付け」として使っています。また、具材の種類や分量はあくまでも目安なので、自分の好みに合わせて変えていってもOKです。

 

レシピ①具材の下ごしらえ

 

まずは、具材の下ごしらえをします。

 

工程①炊いた高キビを冷ます

工程②その間に具材を軽く炒める

工程③高キビに下味をつける

 

正直言って、雑穀を使った料理はあまり手間がかからないので、料理初心者の方にもおすすめです。雑穀の中には独特の風味を持つ種類もありますが、ちょっとしたコツを知っておくだけで、美味しく調理することができるので、ここからはその点も踏まえて解説していきます。

 

 炊いた高キビを冷ます

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高キビは、炊いた後に10分ほど蒸らすと、美味しさがグッとアップします。また、少し冷ましておくと調理がしやすくなるのでおすすめです。ちなみに「水に一晩つけておく」ことで、高キビをムラなく炊くことができます。

 

玉ねぎなどをみじん切りにして、軽く炒める

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高キビを冷ましている間に、他の具材の下ごしらえをします。玉ねぎはみじん切りにして、少量のごま油をひいたお鍋の中で軽く炒めます。今回、にんじんは「すりおろし」にしましたが、食感を楽しみたい場合には「みじん切り」にするのもアリです。

 

冷ましておいた高キビに下味をつける

 

玉ねぎやにんじんなどの下ごしらえが終わったら、冷ましておいた高キビに下味をつけます。通常は塩コショウで味をととのえますが、僕の場合は塩のみで下味をつけることが多いです。

 

 

レシピ②ハンバーグの形を整える

 

下ごしらえのあとは、ハンバーグの形を整えていきます。

 

◎高キビと他の具材をよく混ぜる

◎小麦粉を混ぜて、形を整える

◎焼く前のポイント

 

高キビは「ひき肉の代用品」として精進料理でも使われることがあります。また、高キビを使ったハンバーグは、形を整える時に肉の脂で手がベトベトになってしまうこともないので、友達と一緒に楽しみながら作る料理としても最適です。

 

炒めておいた具材と高キビをよく混ぜる

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高キビと軽く炒めた具材をボウルに移して、よく混ぜます。また、ある程度混ぜたらパン粉を少しずつ入れながら再びこね直しますが、もう少し味付けを濃くしたい場合は、塩を足してもOKです。

 

小麦粉を混ぜて、ハンバーグの形にする

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よく混ざったら、小麦粉を入れます。ただ、この場合は粘りが出ないように「軽く混ぜる」のがポイントです。また、ハンバーグの形にする時は、少量のごま油を手になじませておくと、綺麗に形を整えることができます。

 

焼く前のポイント

 

焼く前のポイントを簡単にまとめると、このような感じになります。

 

①小麦粉は最後に入れる

②一口サイズがおすすめ

 

小麦粉を最後に入れると、綺麗に具材を混ぜることができます。あと、一口サイズの方が、火の通りも早いうえに食べやすいので、とてもおすすめです。

 

レシピ③美味しく焼き上げる

 

最後に、高キビを使ったハンバーグの美味しい焼き方を紹介していきます。基本的に、雑穀は生食に向いていない食材なので、中までしっかりと火を通すようにしましょう。

 

 フライパンにごま油を入れて少し温める

 

まずは、フライパンにごま油を適量入れて、少し温めます。今回は、僕が大好きなごま油を使っていますが、なたね油でも美味しく料理することができます。

 

中火で両面をこんがりと焼き上げる

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フライパンが温まってきたら、ハンバーグを入れて「中火」でこんがりと焼きます。この時、蓋をして3分ほど片面を焼くのがポイントです。また、ちょうど良い焼き色がついたら、裏返してさらに2分ほど焼いていきます。

 

彩り豊かに盛り付けましょう

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雑穀料理は野菜と相性抜群なので、ソテーしたキャベツとにんじんを添えて、彩り豊かな盛り付けにしてみました。あと、今回は「トマト」と「味噌」をブレンドした自家製ソースを使っています。トマトの酸味と味噌のコクが、雑穀の旨みをより引き出してくれる一品となりました。

 

雑穀料理のちょっとした豆知識

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高キビを使って和風ハンバーグを作る時は、「しょうゆ」と「ごま油」で下味をつけて、薬味として「大根おろし」を添えればOKです。また、レンコンを入れると、食感も楽しめるのでおすすめです。ちなみに、冷凍保存しておけば、1週間は風味を保つことができます。

 

機会があれば、また雑穀料理のレシピを紹介していこうと思っています。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。