【雑穀料理】雑穀の美味しい炊き方をまとめてみた【種類別に紹介】
これまで僕のブログでは、雑穀を使ったさまざまな料理レシピを紹介させていただきました。しかし、雑穀の炊き方を紹介する機会がなかったので、当記事は雑穀の美味しい炊き方が一覧できるまとめ記事となっています。雑穀料理に興味のある方は、是非ご覧になってください。
アワの美味しい炊き方
◆ もちアワ
①お鍋の中に水で洗ったもちアワと水(もちアワの3~5倍の分量)を入れて、沸騰するまで中火で煮立てます。塩ひとつまみを加えると、旨みがさらに引き立ちます。
②沸騰してきたら弱火にして、水気がなくなるまで煮ていきます。鍋底が焦げ付かないように時々かき混ぜるのがポイントです。
③水気がほとんどなくなったら火を止めます。そして、蓋をしながら10分ほど蒸らします。
※固めの炊き上がりにする場合は、水の分量をもちアワの3倍くらいにするとちょうど良いですが、もちアワは消化しにくい雑穀なので、個人的には少しやわらかめに炊くのがおすすめです。
キビの美味しい炊き方
◆ 高キビ
①一晩水につけてアク抜きをした高キビと水(高キビの3倍の分量)をお鍋に入れて、中火で沸騰するまで加熱します。
②沸騰したら弱火にして、よく混ぜながら20分ほど煮立てます。煮立てすぎると独特の苦味がでてしまうので注意しましょう。
③水気がなくなりお鍋の底が見えるようになったら火を止めます。そして、蓋をしながら10分ほど蒸らします。
※沸騰する前に塩ひとつまみを入れると、風味がアップするのでおすすめです。
◆ 白高キビ
①一晩水につけておいた白高キビと水(白高キビの5倍ほどの分量)をお鍋の中に入れて、沸騰するまで中火で茹でます。
②沸騰してきたら弱火にして、水分がなくなるまで煮立てます。よくかき混ぜながら煮立てるようにしましょう。
③水分がなくなったら火を止め、蓋をして10分ほど蒸らしておくとふっくらとした仕上がりになります。
※白高キビはクセがほとんどないので、高キビよりも炊きやすい雑穀です。
◆ もちキビ
①お鍋の中に水洗いしたもちキビと水(もちキビの3~5倍の分量)を入れて、中火で沸騰させます。
②沸騰してきたら弱火にして、時々かき混ぜながら水気がなくなるまで煮立てます。
③鍋底が見えるくらい水気がなくなったら火を止めて、蓋をしながら10分ほど蒸らします。
※もちキビという雑穀は、卵のような味わいともちもち食感が大きな魅力です。水の量が少ないとその魅力を楽しむことができないので、少し多めに水を入れるくらいが良いと思います。
ヒエの美味しい炊き方
◆ うるちヒエ
①水洗いしたうるちヒエと水(うるちヒエの3~4倍の分量)をお鍋の中に入れて、中火で沸騰するまで茹でます。
②沸騰したら弱火にして、かき混ぜながら20分ほど煮立てます。焦げ付きやすいので、お鍋から目を離さないようにしましょう。
③水分がなくなって鍋底が見えてきたら、火を止めて蓋をしながら10分ほど蒸らします。
※水で洗う時は、網目の細かいザルなどを使うのがおすすめです。
キヌアの美味しい炊き方
◆ キヌア
①お鍋の中に水で洗ったキヌアと水(キヌアの3~5倍の分量)を入れて、中火で沸騰させます。塩ひとつまみを加えると、美味しさがアップします。
②沸騰してきたら弱火にして、時々かき混ぜながら20分ほど煮立てます。
③水気がほとんどなくなったら火を止めて、蓋をしながら10分ほど蒸らします。蒸らすことで、プチプチ食感がさらに引き立ちます。
※キヌアの粒はとても小さいので、網目の細かいザルを使って水洗いするようにしましょう。
アマランサスの美味しい炊き方
◆ アマランサス
①水洗いしたアマランサスと水(アマランサスの5倍ほどの分量)をお鍋の中に入れて、沸騰するまで中火で茹でます。
②沸騰したら弱火にして、水分がなくなるまで煮立てます。時々かき混ぜるのがポイントです。
③鍋底が見えるくらい水分がなくなったら火を止めて、蓋をしながら10分ほど蒸らします。
※炊き方はキヌアとほぼ同じです。キヌアとアマランサスはとても扱いやすい雑穀なので、これから雑穀料理を始める方にもおすすめです。
炊き方ひとつで美味しさが変わります
どの雑穀も、しっかりと密封して冷蔵庫で保管しておけば1週間は保存可能です。毎回雑穀を炊くのはやや手間がかかるので、僕の場合は作り置きすることが多いです。また、炊飯器でも上手く炊くことができます。
今回の記事は、雑穀料理のレシピが一覧できるまとめ記事にも載せる予定なので、是非参考にしてみてください。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。