【雑穀料理】高キビを使った中華風肉団子の作り方【レシピ】

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前回は、うるちヒエという雑穀を使ったしんじょ椀の料理レシピを紹介させていただきましたが、今回の記事では弾力のある食感と香ばしい味わいが魅力の「高キビ」を使った中華風肉団子の作り方を紹介します。簡単に調理できるので、雑穀料理初心者の方にもおすすめの一品です。

 

 

冷めても美味しい肉団子です

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ひき肉の食感によく似ている高キビは、中華料理や洋食とも相性抜群の食材です。他の雑穀よりも少しクセがありますが、調理次第でとても美味しく食べることができるので、そのあたりの内容も解説していきます。

 

ちなみに、前回の記事では「うるちヒエを使ったしんじょ椀の作り方」を紹介させていただいたので、よかったらそちらの方もご覧になってください。

 

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具材と分量

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高キビを使った中華風肉団子の具材や分量をまとめると、このような感じになります。

 

具材と分量(1人前)

◎高キビ 100g

◎こんにゃく 少々

◎にんじん 少々

◎米酢 大さじ4

◎ケチャップ 大さじ1

◎しょうゆ 小さじ1

◎塩 少々

◎おろし生姜 少々

◎ラー油 適量

◎葛粉(とろみ) 適量

◎小麦粉 適宜

 

今回、甘酢あんの隠し味として「米味噌」を使いました。あと、具材の分量はあくまでも目安なので、自分の好みに合わせて変えていってもOKです。

 

レシピ①高キビを炊いておく

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一晩水につけてアク抜きをした高キビと水300ccをお鍋に入れて、中火で沸騰するまで加熱します。塩ひとつまみを入れると、美味しさがアップするのでおすすめです。

 

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沸騰したら弱火にして、よく混ぜながら20分ほど煮立てます。ゆっくりと火を通すことで、独特のもちもちとした食感が生まれます。ただ、煮立てすぎると独特の苦味がでてしまうので注意しましょう。

 

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水が少なくなり、高キビを混ぜた時にお鍋の底が見えるようになったら火を止めます。また、蓋をして10分ほど蒸らしておくと、さらに美味しく炊き上げることができます。

 

 

レシピ②団子を作る

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炊いた高キビをボウルに移したら、「こんにゃく・にんじん・おろし生姜・塩」を入れてよく混ぜます。

 

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よく混ざったら、小麦粉を入れます。ただ、この場合は粘りが出ないように軽く混ぜるようにしましょう。また、団子の形にする時は、ごま油を少しだけ手になじませておくと、綺麗に形を整えることができます。

 

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フライパンにごま油を入れて少し温めたら、高キビ団子を入れて中火でこんがりと焼きます。画像のような焼き色がついたらOKです。

 

レシピ③甘酢あんを作る

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お鍋の中に「米酢・ケチャップ・しょうゆ・塩」を入れて加熱します。ふつふつとしてきたら「水溶き葛粉」でとろみをつけますが、その前に米味噌を少し加えると、甘酢あんに深いコクが出るのでおすすめです。

 

団子と甘酢あんを絡めたら完成!

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今回は、甘酢あんと絡めて中華風に仕上げましたが、トマトソースを使えば「ミートボールパスタ」を作ることもできます。高キビという雑穀は、料理のバリエーションがとても豊富なので、これからも読者のみなさんに、さまざまな雑穀料理を紹介していこうと思っています。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。