【中長期投資】オーハシテクニカ(7628)の魅力を徹底解説【銘柄選び】

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前回の記事では、中長期投資に向いている銘柄として「日本精鉱」を紹介させていただきましたが、今回は自動車部品の独立系メーカーとしても知られている「オーハシテクニカ」の魅力を徹底解説していきます。よかったら、中長期投資の銘柄選びの参考にしてください。

 

 

現在の株式市況

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先日の大幅な下落を取り戻す動きが見られましたが、売買代金2兆円を下回ることも多く、依然として賑わいに欠ける相場展開が続いています。一方、半導体関連銘柄には資金が集まっているようです。

 

今回は、東証一部に上場している「オーハシテクニカ」という銘柄の魅力について詳しく解説していきます。ちなみに、前回の記事では日本精鉱の特徴や理想的な売買タイミングなどを紹介させていただいたので、よかったらそちらの方もご覧になってください。

 

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オーハシテクニカってどんな会社?

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オーハシテクニカという銘柄の特徴を簡単にまとめると、このような感じになります。

 

◎自動車部品の独立系メーカー

◎携帯電話用部品も手掛ける

◎マザー工場の開発にも注力

 

東京都港区に本社を構えるオーハシテクニカは、自動車部品の独立系メーカーとしてトップクラスの実力を誇っている企業です。携帯電話用部品も手掛けていますが、収益のほとんどは自動車部品の製造・販売によって賄われています。

 

以前はファブレス(工場を持たない企業のこと)に強みがありましたが、経営体質の改善に伴い、国内子会社の一部をマザー工場として開発するようになりました。特に技術開発と最新の製造ラインが導入されている鈴鹿工場は、同企業にとって欠かせない存在です。

  

オーハシテクニカを選んだ理由

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ここからは、オーハシテクニカを中長期投資の対象銘柄として選んだ理由について、詳しく解説していきます。

 

①選定基準を満たしている

②営業力の高さ

 

上記2点が、同銘柄を選んだ理由になります。ちなみに、僕のブログで以前投稿した中長期投資の完全ガイドという記事を熟読していただけると、今回の記事がより理解しやすくなると思うので、是非参考にしてください。

 

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中長期投資銘柄の条件を満たしている

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僕が実践している中長期投資では23項目中16項目が条件を満たしていれば、対象銘柄として採用するようにしています。オーハシテクニカの場合は23項目中20項目と抜群の財務状況を誇っているので、中長期投資に向いている銘柄として選ばさせていただきました。

 

営業力の高さ

 

オーハシテクニカという企業は、昔から常に一定の顧客を維持しているといった特徴があります。しかしその反面、外部からの中途採用を重宝している傾向にもあるので、社内体質においては少し難があると思っています。

 

理想的な売買タイミングはいつ?

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①チャート的には様子見が無難

②優待を狙うのもアリ

 

オーハシテクニカの理想的な売買タイミングは、上記の2点になります。

 

チャート的には様子見が無難

 

上記画像は同銘柄の月足チャートですが、高値圏で横ばっているといった感じです。PERやPBRの数値は十分割安ですが、大きな利ざやを狙っていくならディストレス状態(相場全体の急落)になるのを待った方が良いと思います。

 

 株主優待を狙うのもアリ

 

株主優待を狙うのもアリです。オーハシテクニカでは年2回、お米券株主優待として貰えます。また、保有株数や期間によっても株主優待の内容は異なってくるようです。

 

例えば100株保有している場合にはお米券1枚(1kg)が貰えますが、3年以上保有しているとさらに1枚追加進呈されます。オーハシテクニカのサイトに詳しい情報が記載されているので、よかったら参考にしてみてください。

 

www.ohashi.co.jp

 

注意すべき2つのポイント

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ここまでオーハシテクニカの特徴や理想的な売買タイミングなどについて紹介してきましたが、最後に同銘柄を購入する時の注意点を簡単に解説して、今回の記事を終わりにしようと思います。

 

原材料価格の高止まり

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原材料価格の高止まりが、利益の伸び悩みに直結しています。東南アジアやアメリカでの売れ行きは好調ですが欧州や中国での売り上げが芳しくないので、業績推移の回復にはもう少し時間がかかりそうです。

 

自動車業界特有の浮き沈み

 

昨今の自動車業界はイノベーションスピードが速く、取り残された企業の業績が瞬く間に悪化してしまうケースも珍しくありません。財務面に優れているオーハシテクニカに関しても同じことが言えるので、油断は禁物です。

 

チャートの条件が揃ったら買いです

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オーハシテクニカの魅力などについて、詳しく解説してきました。ファンダメンタル的には全く問題ないので、あとはチャートの条件が揃うのを待つだけです。焦らず気長に構えていきましょう。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。

 

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