【雑穀料理】キヌアを使ったトマトスープの作り方【レシピ】
前回は、アマランサスという雑穀を使った和風クリームパスタの料理レシピを紹介させていただきましたが、今回の記事ではスーパーフードの代表格としても有名な「キヌア」を使ったトマトスープの作り方を紹介します。簡単に作れるので、雑穀料理初心者の方にもおすすめの一品です。
心もお腹も大満足のスープです
栄養価が高く味にもクセがないキヌアは、雑穀料理を作る時の隠れた名脇役として欠かせない食材のひとつです。また、長期保存にも適しているので、NASAから「21世紀の主要食」というお墨付きをもらっています。
今回は、「母なる穀物」とも言われているキヌアを使ったトマトスープの料理レシピを紹介していきます。ちなみに、前回の記事ではアマランサスを使った和風クリームパスタの作り方を紹介させていただいたので、よかったらそちらの方も是非ご覧になってください。
具材と分量
キヌアを使ったトマトスープの具材や分量をまとめると、このような感じになります。
具材と分量(1人前)
◎キヌア 30g
◎プチトマト 1/2~1パック
◎にんじん(みじん切り) 10g
◎キャベツ(一口大) 1枚
◎塩 小さじ1/2
◎こしょう 少々
◎バジル 小さじ2
◎オリーブオイル 少々
◎水 200cc
今回はプチトマトを使いましたが、市販のトマト缶でも美味しく仕上がります。また、少し薄味の分量になっているので、自分の好みに合わせて変えていってもOKです。
レシピ①キヌアを炊いておく
水で洗ったキヌアと水100~150ccをお鍋に入れて、中火で沸騰するまで茹でます。塩ひとつまみを入れると、美味しさがアップするのでおすすめです。また、沸騰したら弱火にして、時々かき混ぜながら20分ほど煮立てます。
水分がなくなってお鍋の底が見えるようになったら、火を止めて10分ほど蒸らします。ちなみに、キヌアの粒はとても小さいので、水で洗う時は網目の細かいザルなどを使うようにしましょう。
レシピ②スープの味付け
まずは、水200ccを張ったお鍋に「炊いたキヌア」と「にんじん・キャベツ」を入れて、強火で煮込みます。沸騰したら中火にして、塩とこしょうで味をととのえていきます。
キャベツがしんなりしてきたらプチトマトを入れて、大きくかき混ぜながら、さらに10~15分ほど中火で煮込んでいきます。個人的には1/2パックでも十分だと思いますが、トマトの味と色合いを楽しみたい場合は、1パック丸ごと使うのがおすすめです。
レシピ③コトコト煮込んだら完成!
コトコト煮込んで、最後にバジルを入れたら、心もお腹も幸せいっぱいになるトマトスープの完成です。
ちなみに、風味付けとしてオリーブオイルを少しだけ入れるとトマトスープのコクが増すので、是非お試しください。
雑穀料理のちょっとした豆知識
キヌアに含まれている「サポニン」という成分には、脂肪の酸化を防ぐ効果がある反面、多量摂取すると胃の内壁を傷つけてしまう恐れもあるので、あくまでも料理のトッピングとして使うようにしましょう。最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。