【雑穀料理】ヒエ粉とアワ粉を使ったいちごタルトの作り方【レシピ】
20品目となる今回は、ヒエ粉とアワ粉を使ったいちごタルトの作り方を紹介していきます。雑穀スイーツは卵や牛乳を使わなくても美味しく仕上げることができるので、雑穀料理初心者の方にもおすすめのレシピです。甘さ控えめなので、甘いものが苦手な人も是非参考にしてください。
優しい甘さにしっとり食感のタルトです
ヒエ粉やアワ粉は、雑穀スイーツに欠かせない食材のひとつです。粒状のものを使って作ることもできますが、今回はしっとりとした生地を作りたかったので粉状の雑穀を選びました。
ちなみに、以前投稿した記事ではもちキビを使ったアイスクリームのレシピを紹介させていただいたので、そちらも合わせて読んでいただけると嬉しいです。
具材と分量
ヒエ粉とアワ粉を使ったいちごタルトの具材や分量をまとめると、このような感じになります。
具材と分量
■生地■
◎ヒエ粉 30g
◎小麦粉 70g
◎オリーブ油 大さじ2
◎メープルシロップ 10g
◎水 30~50cc
■カスタードクリーム■
◎アワ粉 50g
◎豆乳 200~300cc
◎メープルシロップ 50g
◎いちご(小粒) 7個
砂糖の代わりにメープルシロップを使って、甘さを抑えてみました。ヒエ粉やアワ粉は取り扱い店舗が少ないので、ネット通販での購入がおすすめです。
レシピ①カスタードクリームを作る
まず最初にカスタードクリームを作ります。お鍋の中にアワ粉・豆乳・メープルシロップを入れて、よく混ぜ合わせます。アワ粉がダマにならないように注意しましょう。
アワ粉が十分に溶けたら、かき混ぜながら中火で加熱します。
固めのカスタードクリームを作る場合は、豆乳の量を減らしてもOKです。
ちょうど良いとろみが付いたら、冷蔵庫に入れて少しだけ冷やしておきます。
レシピ②タルト生地を作る
カスタードクリームを冷やしている間に、タルト生地を作ります。まずはヒエ粉と小麦粉をザルなどでふるって、ボウルの中に入れます。
オリーブ油とメープルシロップを加えて、ざっくりと混ぜ合わせます。箸を使うと上手く混ぜることができます。
水を少しずつ入れながら、軽く混ぜていきます。上手く固まらない場合は、小麦粉やアワ粉の量を増やしてもOKです。
手で粉をひとつにまとめます。粘り気が出ないように固めましょう。
作業台とめん棒に小麦粉を少しだけふって、生地を伸ばしていきます。タルトの型よりもやや大きめにするとちょうど良いです。
レシピ③最後の仕上げ
タルトの型(直径12cm)に生地を敷きます。型の内側にオリーブ油を少し塗っておくと、綺麗に敷くことができます。
敷いた生地の底に穴を開けて、180℃のオーブンで15分ほど焼きます。穴を数ヶ所開けておくことで、焼いている時に生地が変形するのを防ぐことができます。
焼き上がったら型から生地を出して、少し冷まします。手で触れられる程度に粗熱が取れたら、冷やしておいたカスタードクリームを生地に流し込みます。
最後に縦半分に切ったいちごをデコレーションしたら、ヒエ粉とアワ粉を使ったいちごタルトの完成です。
甘いものが苦手な方にもおすすめ
メープルシロップには血糖値を上げにくくする効果があるので、雑穀スイーツにうってつけの甘味料です。ただし水分の含有率が30%ほどあるので、生地やカスタードクリーム作りに使う時は水や豆乳の量を少し減らした方が固まりやすいと思います。甘いものが苦手な方にもおすすめのスイーツです。是非一度お試しください。